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バーキン買取で一番おすすめは?ブランド買取店25社で実際に査定してみた!

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バーキンを買取に出すならどこに売るのが一番良いのか?バーキンの買取で評判の買取会社を中心に、ブランド買取店25社にバーキンを実際査定に出してみました。

各社の査定結果をもとに、一番おすすめの会社はどこだったかをご紹介します。また、バーキンの査定のポイントや、バーキンを高く買取してもらうためのコツについてもまとめました。

バーキンの買取について


バーキンは言わずと知れたエルメスの看板商品で、1984年に生まれてからずっと、人々に愛され、憧れの対象となってきました。(参考:バッグ《バーキン》‐エルメス公式サイト

購入したくても正規店で買うのはなかなか難しく、中古ブランドバッグの中でも特に需要が高く、高い金額で買取してもらえるバッグです。

買取相場は新品か中古か、人気の色やサイズかなどでも大きく左右されますが、状態の良いものであれば100万円以上の値段がつくことも少なくないです。(クロコダイルなどの希少な革であれば300万円以上になることも)

高く売れるとはいえ、傷がついてしまったり、製造年が古くなってしまうとどうしても新しいものよりは安くなってしまったりもするので、高価買取のためのポイントは、出来るだけ早く買取に出すこと、ホコリなどは綺麗にしておくこと、バーキンの買取に強い買取会社に査定に出すことなどが大切です。

バーキンの買取相場

バーキンの買取価格は、製造年が新しく新品や未使用のままのものであれば、定価に近い金額や定価以上で売ることができますが、中古のものであれば、傷み具合や製造年、色や革素材・サイズが人気のものかどうかにもよるのですが、50万円80万円ほどになることもあります。クロコダイルやオーストリッチ、リザードなど、もともとの定価も高い希少なエキゾチックレザーのものは、250万円400万円の高い金額で売ることもできます。

また、いずれにしても、どこに売るかでお店による買取価格の差もかなりあるので、買取会社選びがかなり重要になってきます。

色や素材、サイズごとの詳しい買取相場はこちらの記事を参考にしてください。↓

バーキンの買取相場は?色別・素材別の買取価格例まとめ

2023年6月8日

[PR]バーキン買取のおすすめ業者

各社の査定結果の比較は下記にまとめていますが、実際に査定に出した中で、一番おすすめだったのはこちらの会社です↓

ファーストクラス

出張買取ファーストクラス

ファーストクラスはエルメスの高価買取に力を入れている買取会社で、バーキンの買取では一番高い価格を出してくれるので、一番おすすめの会社です。

下記に書いているように、ものによっては他社より20万円も高い金額を出してくれることもあります。

首都圏は出張査定、それ以外は宅配査定で対応してくれて、どちらの場合もすべて無料で査定をおこなってくれます。

バーキン買取会社の比較

バーキンの買取を行なっているブランド買取店25社に実際にバーキンを査定に出してみて、その買取価格を比較しました。

バーキンを査定してもらっているときの様子

バーキン30(トゴ、トレンチ、中古美品)の各社の査定価格

バーキン30(トゴ、トレンチ、中古美品)

会社名査定価格
ファーストクラス110万円
ブランド楽市90万円
銀座ショーマ90万円
おたからや90万円
買取エージェント90万円
チケット大黒屋85万円
KAIUL85万円
ブランドオフ60〜85万円
ギャラリーレア80万円
JEWEL CAFE80万円
YOCHIKA85〜90万円
MARUKA60〜85万円
コメ兵75万円
質屋大黒屋70万円
銀座パリス70万円
リファスタ70〜80万円
エコリング60〜80万円
なんぼや75万円
ブランドピース60〜70万円
ロデオドライブ60〜70万円
RINKAN50〜70万円
retro55〜65万円
銀蔵50〜60万円
RECLO30〜45万円
バイセル(買取プレミアム)45万円

バーキン25(スイフト、ローズアザレ、中古美品)の各社の査定価格

バーキン25(スイフト、ローズアザレ、中古美品)

会社名査定価格
ファーストクラス88万円
おたからや85万円
銀座ショーマ80〜85万円
ブランドピース75万円
質大黒屋80万円
JEWEL CAFE85万円
チケット大黒屋75万円
KAIUL80万円
ギャラリーレア70〜80万円
なんぼや64万円
買取エージェント60万円
YOCHIKA80万円
ブランドオフ55〜80万円
MARUKA65万円
ブランド楽市75万円
バイセル(買取プレミアム)50〜60万円
retro60〜70万円
コメ兵50〜70万円
ロデオドライブ65万円
銀座パリス50万円
エコリング45〜50万円
RINKAN40〜50万円
銀蔵40〜50万円
RECLO30〜45万円
リファスタ30〜40万円

各社のバーキン買取レビュー

各社のバーキンの査定をしてもらったときの様子を簡単にまとめておきます。

コメ兵のバーキン買取

コメ兵はLINE査定ができたので、まずバーキンの写真を撮ってLINEで送りました。数十分で返事が来て、バーキン30はLINE査定だと〜80万円、バーキン25は50~70万円という結果。実際お店(銀座店)での店頭査定をお願いしたところ、バーキン30は75万円でした。

お店での査定は予約なしで大丈夫で、バーキンを持って行き、買取カウンターで鑑定士さんに鑑定してもらいます。
鑑定士さんは、白い手袋をしてバーキンを隅々まで確認した後、パソコンで何かを調べてから査定額を伝えてくれました。かかった時間は10分もかからないくらいだったと思います。

LINEはあくまで事前の概算で、新品だった時のMaxの金額なんだと思います。その後の他の買取店でも、LINE査定より実査定の方が高いということはまずありませんでした。

》コメ兵公式サイト

チケット大黒屋のバーキン買取

こちらもLINE査定の後、銀座和光前店へ。出張査定をお願いできればしたかったのですが、基本は店頭と宅配が中心になっているようで、出張可能な日が直近でなく、難しいようでした。

銀座和光前店の買取コーナーは個別ブースになっていて、木目調の内装で落ち着いた雰囲気でした。

土曜朝だったこともあり、他にお客さんはいなくてすぐ査定してもらえて、こちらも10分かからずすぐに結果が出て、バーキン30は85万円、バーキン25は75万円とのことでした。LINE査定ではバーキン30が90~100万円、バーキン25が80~90万円だったので、やはりLINE査定より実査定の金額は低かったです。

他のお店にも行ってみると話したところ、他が高ければまた相談して下さいとは言われたものの、しつこく引き止められることはなかったです。

》チケット大黒屋公式サイト

銀座ショーマのバーキン買取

銀座ショーマ
銀座ショーマもLINE査定後、銀座本店に行って店頭での査定をお願いしてきました。

銀座まで出なくてはいけないとはいえ、お店の中が一面、バーキンやケリーなどのショーウィンドウになっていて、クロコのものもたくさんあり、待っている間も目の保養が出来て楽しかったです笑

バーキン30は90万円、バーキン25は85万円の査定でしたが、バーキン25は春夏になるとピンク系の人気が上がるので、春夏に売れば90万円近くになると思うとのこと。

今すぐに売るように言われるのではなく、より高く売れる時期をアドバイスして下さって好印象でした!待っている間も紙パックのお茶を出してくださったり、接客も親切で良かったです。

》銀座ショーマ公式サイト

おたからやのバーキン買取

おたからや出張買取
おたからやでは出張査定をお願いできました。店舗買取が中心のところではなかなか出張査定がお願いできなかったのですが、筆者の自宅が横浜市内で、おたからやは横浜が本社にあるため、出張しやすかったようです。

自宅に来ていただいて商品を見ていただき、バーキン30が90万円、バーキン25が85万円の結果でした。他にも査定を頼んでいることを話すと、「どこも同じような金額になると思いますよ」と苦笑いされてしまいましたが、実際やってみたら会社によってけっこうな価格差があるというのが正直なところです(;^_^A

》おたからや公式サイト

ファーストクラスのバーキン買取

ファーストクラス出張買取
出張買取をメインにされている会社だけあって、出張の予約が非常にスムーズ。予約フォームで予約する時に、あらかじめ空き状況が確認できたのが個人的にすごく良かったです。ファーストクラスさんではLINE査定を行っていませんでしたが、予約確認の電話のときに商品の概要を伝えると、だいたいの目安の査定価格を教えてもらうことはできました。

翌日にすぐ予約がとれて、自宅まで来て査定していただき、バーキン30が110万円、バーキン25が88万円と一番高い査定価格でした。銀座ショーマと同じように、今はちょうど相場が下がっているんだということも教えてくれたのも良かったです。

20代の査定士さんでしたが、査定には慣れていらっしゃる様子で、分かりやすく説明して頂いたり、真摯な対応をしていただいて、査定金額以外の接客も好印象でした。

その他の買取店

上記以外の買取店は、LINE査定での査定価格がファーストクラスや銀座ショーマより明らかに低かったので、実査定は省略しました。

査定に出してみた結果まとめ

バーキン25もバーキン30も、どちらもファーストクラスが一番高く、特にバーキン30の方は他のところより20万円近くも高かったです。

ファーストクラスは店舗を持たず出張・宅配買取のみに特化している会社で、店舗の家賃や人件費、広告費などの経費をおさえてその分買取価格に還元してくださっているそう。

その分他社より高く買い取ってくださいますし、価格の高さだけでなく、接客対応もすごく感じが良くて安心して査定を受けられて、とても良かったです。

バーキンの査定ポイント

バーキンを査定するときに、どんなポイントが見られているかをまとめました。

ポイントは、

  • 状態
  • 製造年
  • 素材
  • サイズ
  • 金具の色
  • 付属品の有無

の7つです。

状態

バーキンの査定で一番大事なのが状態の査定で、角擦れや傷、色褪せなどがないか厳しくチェックされます。使用感がなく、綺麗なものほど高額で買い取ってもらえます。

「角擦れ」は10万以上、ひどいときには数十万円以上、金具の傷・黒ずみ・雨ジミ・色あせはそれぞれ10万円くらいマイナスされます。

角擦れ

バッグの底の四隅は擦れ傷がつきやすく、必ずチェックされるポイントです。

革表面の傷

角擦れ以外にも、バッグの表面の傷は目立ちやすく、買取価格に大きく影響します。特に、スムース素材は傷が目立ちやすいので注意が必要です。

内側の押し傷、汚れ

バッグの内側の傷や汚れては目立ちにくいですが、こちらもしっかりチェックされます。入れた荷物でついた押し傷や、ペンを入れてついてしまった汚れなどが減点の対象になります。

コバ割れ

革の断面部分はコバと呼ばれ、下処理をして顔料を塗る「コバ塗り」がされていますが、このコバ塗り部分も割れたり剥がれたりしやすいので注意が必要です。

金具やカデナの傷

クロア部分の金具や、カデナについた細かい傷も査定時にチェックされるポイントです。金具の裏側もしっかり確認されます。

ハンドル部分の黒ずみ

ハンドル部分に皮脂や汚れがついた「黒ずみ」は大きなマイナスポイントになります。軽い汚れはしみつく前に柔らかい乾いた布でふき取るようにしておくと多少防ぐことができます。

鋲の磨耗、傷

底についた鋲の磨耗や傷も減点の対象になります。気にしないで傷つけてしまいがちな部分なので要注意です。

シワ、型崩れ

やわらかい革はとくに型崩れしたり、跡がつきやすいです。
無理に曲げたりせず、なるべく形を保って保管するようにしましょう。使わない時はあんこを詰めておくとなお型崩れしにくいです。

色褪せ

明るい色は特に、色褪せしやすいです。
紫外線でも褪せるので日の当たらない風通しのよいところで保管するようにしましょう。

シミ、汚れ

雨に濡らして雨染みを作ってしまったり、汚れがしみついてしまうと大きな減点ポイントになります。

万が一雨に濡れてしまった場合は、すぐに柔らかい布でふきとり、乾かすようにしましょう。

臭い

タバコ、カビ、香水などの臭いがしみついていると減点の対象になります。

風通しが良く臭いのしない場所に置いておき、少しでも臭いがとれるようにするとよいです。

(未使用品の場合)保護シールの有無

未使用のままで売りたい場合、金具に貼ってある保護シールを剥がしてしまうとそれだけでマイナスになってしまうので、シールも剥がさないようにしましょう。

製造年

バーキンは古いものでもそれなりの値段で売れるのは事実ですが、やはり新しいものほど価格が高くなります。

売るのが早いほど高価買取が期待できるので、使わないでとっておくだけのバーキンがあるならば、早く売りに出した方が絶対によいです。

素材

牛革素材の中でも、トゴやトリヨンクレマンス(スタンダードな自然の型押し素材)、ヴォーエプソン(プレス加工をした型押し素材)は丈夫で傷がつきにくいので人気があり、価格が高くなりやすいです。

反対にヴォースイフト(スムースな質感の素材)や、ヤギ革のコロマンデル(ほどよい柔らかさ・目の大きさの型押し素材)、シェブルミゾル(きめが細かい型押し素材)などは傷が目立ちやすかったりするため、価格はつきづらいです。

クロコダイル(ワニ革)のニロティカス・アリゲーター・ポロサス、オーストリッチ(ダチョウ皮)、リザード(トカゲ皮)は、高級素材なので通常のレザー素材よりも価格が高くなります(後の「バーキン買取のQ&A」で説明します)。

季節や流行りに左右されない、ブラック・エトゥープ(ベージュとグレーの間くらい)など、ベーシックカラーの価格が高くなります。

普段使いやビジネス用でも使いやすく、また、初めてバーキンを買う人に選ばれやすい色なので、安定した需要があるからです。

ブルーなど、季節感のある色や好みが分かれる色、服との合わせ方が難しい色は査定価格が低くなりますが、ピンク系はここ何年かの人気色で、高い買取価格が期待できます。

サイズ

25cm・30cm・35cm・40cm・45cm・50cmの6種類があります。

女性のサイズにあった25cm・30cm(バーキン25、バーキン30)が持ちやすく、使いやすいことから人気があり、買取価格も高くなります。35cmになると女性が持つにはやや大型で人気が下がります。

40cm~50cm(バーキン40・バーキン45・バーキン50)のものは、普段使いには向かないので需要が少なく、価格も低めになります。

金具の色

バーキンの金具はゴールドとシルバーがありますが、ゴールドの方が人気で、シルバーよりも5万円前後買取価格が高くなります。

また、数は少ないですが、ローズゴールドやシャンパンゴールド金具のバーキンも作られていて、これらは希少なため買取価格はさらに高くなります。

付属品の有無

購入時についてくる付属品があるかないかも買取価格に影響します。

カデナ・鍵(2本)

カデナとは、クロア(バッグについているベルトの金属の留め具)についている南京錠のことで、鍵2本とセットになっています。本体とセットの付属品なので、ついていないと5万円10万円のマイナスになってしまいます。

クロシェット

バッグの持ち手と同じ素材でできた紐状の鍵入れで、カデナの鍵を入れて持ち手にぶら下げてあります。カデナと同じく、本体とセットの付属品なので、ついていないと5万円10万円のマイナスになります。

箱、保存袋

バーキンの場合、エルメスオレンジの箱のほか、保存袋が大小1枚ずつついています。

新品の場合は10万円(箱や保存袋がないことで未使用新品ではなく、中古美品に分類されるため)、中古品の場合でも1万円以上差がつくこともあります。

その他

そのほかにも、レインカバー・金属部分についている透明シール・タグ・リボン・紙袋があります。
「新品」扱いの場合を見てみると、

  • 全部そろわないと新品にならない
  • リボンと紙袋は必要ない
  • レインカバーは必要ない
  • 全部なくても問題ない

など、お店によって対応は違います。

新品の場合、透明シールがないことでマイナス10万円になってしまうこともあります。

「中古品」扱いの場合は、カデナ(南京錠と鍵2本)とクロシェットさえあれば、他の付属品がなくても大きな影響はありません。

タグも、中古品の場合はなくても問題ないですが、バッグの情報が載っているので、切り取ったとしても保存しておくことをおすすめします。(タグは年代によってない場合もあります)

バーキンを高く売るコツ

高く売るために気をつけることは、

  • 丁寧な取り扱いを心がける
  • 汚れ・ホコリなどはできるだけ落とす
  • 型崩れは直しておく
  • 付属品は一緒に持ち込む
  • なるべく早く持ち込む(特に新品)
  • 季節感のある色のものは、需要のある時期に売る
  • バーキンの買取に強い買取店に売る

の7つです。

丁寧な取り扱いを心がける

状態のところでも触れましたが、傷・汚れ・色あせなどはマイナスポイントになってしまいます。

持ち手に汗がついてしまうかもしれないし、床に置いたとき底についている金具に傷がついてしまうかもしれません。

持ち手にはスカーフを巻いて使う、床など傷がつきそうなところには置かないなど、できるだけカバーして使ってください。

カビや色あせも避けたいので、保管するときは日陰で乾燥させてから、日の当たらない場所で保管してください。

型崩れは直しておく

トリヨンクレマンスやトゴのような柔らかい素材のものはどうしても、型崩れしやすくなります。

日頃から物を詰め込みすぎないようにしたり、形を整えて保管するようにしたりするのも大事ですが、買取に出す前は特に、なるべく購入時の形に近づくよう、詰め物をして置いておいたり、形を整えておいてください。

汚れ・ホコリなどはできるだけ落とす

できるだけ綺麗な状態にしておくと、査定の心象が良くなります。

落とす、と言っても市販のクリーナーなどでお掃除するのは危険なので、柔らかい布でやさしく拭いて、ホコリをはたく、くらいのやさしいお掃除をしてみてください。

意外と盲点なのはニオイです。たばこや香水などのニオイがついていてもマイナスポイントになってしまうので、バッグを開けて陰干しして、できるだけ取っておいてください。

付属品は一緒に持ち込む

付属品があるかどうかで査定価格が大きく変わってきます。

新品で売るなら、すべての付属品がそろっていた方がいいですね。

中古品の場合でも、カデナとクロシェットは必ず必要で、できれば箱や保存袋、レインカバーもそろえておくと、5,000円1万円前後買取価格が高くなります。

なるべく早く持ち込む(特に新品)

バーキンには、製造された年を証明するための「刻印」があります(刻印については後で説明しますね)。

刻印は査定のときに必ずチェックされるポイントで、箱から出さずに保管しておいたバッグでも、さらに新しい年度のものが出てしまうと、「新品」ではなくいわゆる「型落ち」の「未使用」扱いになります。新品と未使用では5万円10万円、ものによっては30万くらいの差が出てしまいます。

新品は、さらに新しいものが出る前に売るようにしましょう。

中古品のものも、毎年新しい刻印のものが出回るようになるごとに、古い刻印のものは値段が低くなってしまいます。

売ろうと思ったら、できるだけ早く売りに出すことが大切です。

季節感のある色のものは、需要のある時期に売る

バーキンは色によって、明るいピンクなどカラフルなものは春夏に人気だったり、シックな色のものは秋冬に需要が高くなったりします。その時期に需要が高いものほど高く売れるので、シーズンにあわせて買取に出せると良いでしょう。

ただ、前項で書いたように、製造年が古くなってしまうとその分価格が下がるので、シーズンを待つと年をまたいでしまう場合は、先に売るのをおすすめします。

バーキンの買取に強い買取店に売る

バーキン買取会社の比較でもみたように、同じブランド買取会社の査定を受けても、かなりの査定金額の差があります。低いところと高いところを比べたら、倍以上の差がついていたりもして、買取会社選びが本当に大事だと思い知らされました…。

買取会社さんがブランド品を買取してどうするかというと、必要なリペア等をした上で、中古のバーキンがほしい人に売るわけですが、その時に、中古のバーキンを売るための販路をきちんと持っているかや、そのバッグの値打ちを正確に査定できるか(自信がないと、利益が確実に出せるように安めに査定してしまう)

今回2つのバーキンを査定に出した25社の中で一番高かったのはファーストクラスです。

出張や宅配でこちらの手間がなく売ることができるようにしていてくれたり、支払方法も希望に合わせて現金か振込か選べたりと、対応も親切で安心してお任せできる買取会社さんなので、ぜひ一度問合せしてみてください。

バーキン買取についてのよくある質問

定価以上で売ることはできるの?

定価以上で売ることができるバーキンは主に人気の高いバーキンです。

サイズが小型のバーキン、色が定番色のバーキンであれば、買った金額より高く売ることもできます。最大で定価を100万円以上上回る場合もあります。

希少素材は高く売れるの?

希少価値の高い、クロコダイルやアリゲーター(ワニ革)、リザード(トカゲ革)、オーストリッチ(ダチョウ皮)と、この後説明するパーソナルオーダー品にはプレミアムがついてるものもあります。

ただし希少素材は定価が高いため、定価より高く売ることは難しいです。

素材査定価格例
ニロティカス220万454万円
アリゲーター181万351万円
ポロサス220万450万円
オースリッチ90万236万円
リザード180万330万円

どの色が高く売れるの?

ブラック、エトゥープなど定番の人気色や、ピンク系などの流行色は高値で取引されます。具体的な買取相場はこちらをご覧ください。

パーソナルオーダー品の買取価格はどうなる?

パーソナルオーダー品はスペシャルオーダー品とも呼ばれていて、素材、色、金具などを自分で選んで作ってもらう、この世に一つしかないオリジナルのバーキンです。

ごくごく限られた人にしかオーダーできない商品なので、人とかぶらないスペシャルなバーキンがほしい!という需要は高く、高い価格で買取してもらえます。

人気の色や革であるほど金額は高くなりますし、クロコダイルなどの希少な革であれば、300万円以上の値がつくこともあります。

パーソナルオーダー品125万340万

刻印ってどんなもの?

バーキンの革製品に職人が押し入れる印で、製造年を表す刻印と、素材を表す素材刻印があります。

つい最近まで、製造年の刻印はクロア(ベルトの金具の部分)の裏に押されていましたが、2015年くらいからバッグの内側の、正面から見て左側の上の方に押されるようになりました。製造年、職人さんのイニシャル、アトリエを表すアルファベットや数字が入っています。

製造年を表す刻印

アルファベットだけのものと、アルファベットを○や□で囲んだものがあります。詳しくはこちらの表をご覧ください。

製造年刻印
1964年T
1965年U
1966年V
1967年W
1968年X
1969年Y
1970年Z
1971年○A
1972年○B
1973年○C
1974年○D
1975年○E
1976年○F
1977年○G
1978年○H
1979年○I
1980年○J
1981年○K
1982年○L
1983年○M
1984年○N
1985年○O
1986年○P
1987年○Q
1988年○R
1989年○S
1990年○T
1991年○U
1992年○V
1993年○W
1994年○X
1995年○Y
1996年○Z
1997年□A
1998年□B
1999年□C
2000年□D
2001年□E
2002年□F
2003年□G
2004年□H
2005年□I
2006年□J
2007年□K
2008年□L
2009年□M
2010年□N
2011年□O
2012年□P
2013年□Q
2014年□R
2015年T
2016年X
2017年A
2018年C
2019年D
2020年Y
2021年Z
2022年U
2023年B

素材刻印

見た目だけだとわかりづらい、ワニ皮やトカゲ皮の製品に押されています。

素材刻印
ニロティカス・・
アリゲーター
ポロサス^
リザード
リザード

そのほかにも、パーソナルオーダー品にはU字型の「馬蹄」、ソルド品(アウトレット品)には「S」、エルメス関係者や上顧客のために作られた製品には「★」の刻印があります。

参考:エルメス社製の刻印と製造年‐ブランドオフ公式サイト

まとめ

手に入れるのが難しく、中古でも欲しいと思っている人が多いのがバーキンです。

どんなに古いものでも高価買取をしてもらえますが、新作が出るたびに、製造年が古いものは査定価格が安くなってしまったり、買取店によって査定価格に大きな差があるのも事実。

手放そうと思った場合は、できるだけ早く、なるべく綺麗な状態で、高価買取が期待できる専門店に買取をしてもらってください。