【オータクロア買取】おすすめ買取会社や買取相場まとめ
オータクロアはエルメスで最初に発売されたバッグで、誕生から100年以上経過した現在でも販売が続いている歴史の長いアイテムです。
オータクロアはサイズや素材の種類、色のバリエーションが豊富なため、手持ちのバッグがいくらで売れるかわかりにくいということもあるでしょう。
この記事では、エルメスのオータクロアの買取相場や高価買取のコツ、安心して高く売れる業者の選び方などを解説します。
オータクロアの買取について
オータクロアはサイズが大きめで収納力が高く、落ち着いた雰囲気が特徴のエルメスの伝統的なバッグです。
バーキンよりも手軽に買える価格で、女性向けのハンドバッグとしてだけでなく、旅行用バッグやメンズバッグとしての需要もありますので、中古品の人気も根強く、高く売れます。
オータクロアは横幅28cm~60cmでたくさん種類があり、買取相場は主にサイズによって変わります。
日本でも人気があるのは、女性が日常的に使いやすいオータクロア28または32で、買取相場は40~60万円程度です。
横幅40cm以上の大きめサイズは、旅行用として、またはビジネス用途の男性からも需要があり、買取相場は30~50万円程度です。
オータクロアは色々な業者が積極買取していますが、安心して高く売れるのはブランド査定の専門知識があるブランド買取専門店です。中でもおすすめの業者は、エルメスの査定に強く口コミの評判もよいファーストクラスです。
オータクロアについて
オータクロアはエルメスのバッグ全体の中で比較してサイズが大きめのラインで、高い収納力があるのが特徴です。
横幅28cm〜60cmとサイズ展開のバリエーションが大変豊富で、正方形に近い縦長のデザインとなっています。
小さいサイズは女性用のハンドバッグとして適しており、大きめサイズのものは男性向けまたは旅行用バッグとして適しています。
オータクロアの歴史
オータクロアは、エルメスの長い歴史の中で、一番最初に販売されたバッグです。
オータクロアの誕生は1890年代にまでさかのぼり、当時は乗馬のための馬具メーカーであったエルメスが最初に発表したファッションバッグです。
その後、エルメスが一流のファッションブランドとして発展していく過程で、有名なバーキンやケリーが発表されますが、こういったエルメスのアイコンバッグの原型となったのがオータクロアです。
オータクロアは誕生から100年以上経過した現代でも生産が続けられており、エルメスの中で最も長い歴史を持つバッグとなっています。
オータクロアのサイズ
オータクロアのサイズは日本ではあまり流通していないものも含めると7種類があります。
小さいサイズから並べると以下のようになります。
・オータクロア28…横幅28cm、縦24cm、奥行15cm
・オータクロア32…横幅32cm、縦27cm、奥行16cm
・オータクロア40…横幅40cm、縦40cm、奥行23cm
・オータクロア45…横幅45cm、縦28cm、奥行24cm
・オータクロア50…横幅50cm、縦41cm、奥行26cm
・オータクロア55…横幅55cm、縦55cm、奥行28cm
・オータクロア60…横幅60cm、縦48cm、奥行30cm
オータクロアは全体的にサイズが大きいのが特徴で、オータクロア45でも日本人にとっては「大きめサイズ」と感じられるでしょう。
日本で最も人気が高いのはオータクロア32または28です。このサイズなら女性の普段使いにも適していますので中古品の売れ行きもよく、買取相場も高めになります。
オータクロア40以上のサイズは旅行用、出張用の大型バッグとして選ばれることが多く、男性からも人気があります。
オータクロア50以上は日本ではあまり流通していません。
特にオータクロア60になると中古でもレアなアイテムとなりますので、状態がよければ高く売れる可能性もあります。
オータクロアの素材の種類
オータクロアの素材としてよく使われているのは、牛の革を使った素材です。
最も多いのがトゴやトリヨンクレマンスで、その他にボックスカーフやスイフト、フィヨルド、ヴァッシュ、ヴォーエプソンがあります。
また、牛のレザーを使い、型押し加工をほどこしたものとしてクシュベルやアルデンヌ、ヴォーエプソンもあります。
牛の革以外では、ダチョウの革を使ったオーストリッチや、山羊の革を使ったコロマンデルのオータクロアがあります。
また、高級素材としてクロコダイルの革を使ったポロサスのオータクロアもあり、中古品でも高値で取引されています。
オータクロアの色
オータクロアの色は単色が基本で、落ち着いた雰囲気のブラックとブラウン系が大半です。
ブラックにはツヤありのブラックとツヤなしのマットブラックがあります。ブラウン系のカラーではゴールドが最も人気で、ナチュラルやオレンジもあります。
ホワイトやベージュ、トゥルティールグレーなどライトな色のものもあります。
カラフルなオータクロアもありますが、ビビッドなカラーリングはほとんどなく、落ち着いた上品な色合いのものが多いです。
レッド系ではレッド、ルージュヴィフ、ボルドー、ピンクやフューシャピンクがあります。
ブルー系としてはブルージーン、ブルーブライトン、マリーン、ブルーニュイ、ブルーサフィールといったバリエーションがあります。
オータクロアにはバッグ正面に金属パーツがあり、付属品としてカデナ(南京錠)が付きますが、こういった金具の色は、ゴールド金具とシルバー金具の2種類があります。
オータクロアを売るならどこで売るのが得?
オータクロアは有名な一流ブランドエルメスの定番バッグのため、色々な業者が買取しています。
オータクロアを買取してくれる業者としては、ブランド品を専門に扱うブランド買取専門店や総合リサイクルショップ、質屋などがあります。
その他に、メルカリやネットオークションで売るという方法も考えられるでしょう。
オータクロアを売る場所として最もお得になるのはブランド買取専門店です。
総合リサイクルショップや質屋はブランド買取に特化していませんので、無難な買取価格を提示してくることが多いです。
一方でブランド品に特化した買取業者なら査定の専門知識がありますので、商品本来の価値を正しく評価してくれますし、買取後の再販ルートもしっかり持っています。
オータクロアはバーキンやケリーなどと比べると知名度は低いアイテムですので、しっかりとした販路を持った業者の方が高い買取価格を提示してくれます。
また、フリマアプリやネットオークションでは取引が上手く行けば高く売れることもありますが、顔の見えない個人取引ですので、50万円を超えるような商品を売る場所としてはあまり向いていません。
このようなことを考えると、オータクロアを安心して高く売る場所として適しているのはブランド買取専門店ということになります。
[PR]オータクロア買取のおすすめ買取会社
オータクロアの買取で特におすすめのブランド買取専門店を紹介します。
ファーストクラス
オータクロアの買取でおすすめの業者は、エルメスの買取にとくに力を入れているファーストクラスです。
ファーストクラスでは電話一本で自宅に査定スタッフが来てくれる出張買取を行っています。
自宅の近所にブランド品に強い買取店がない場合でも、出張買取なら手軽に売ることができますし、出張買取以外にも全国対応の宅配買取もあります。
大きなサイズのオータクロアは買取店に持ち込むのも大変ですが、自宅で買取の手続きができれば手間をかけずに素早く売ることができるでしょう。
ファーストクラスならブランド査定の専門知識がありますし、エルメスの買取実績も豊富なので、大切なオータクロアを安心して高く売ることができます。
オータクロアの査定ポイント
オータクロアの買取で買取価格に影響する査定ポイントを紹介します。
主に以下のようなところが見られています。
- サイズ
- 色や素材
- 商品状態、使用感
- 付属品が揃っているか
サイズ
オータクロアはサイズによって買取価格が大きく変わります。オータクロアはサイズのバリエーションが豊富で、サイズによって需要が大きく変わるからです。
全体的な傾向として、オータクロア28、32が普段使いに適しているため需要が高く買取価格が高くなりますが、オータクロア40以上は女性の普段使いには大きすぎるため買取相場も低くなります。
色や素材
本体の色や素材の種類によっても買取価格が変わります。
オータクロアの定番カラーはブラックかブラウンが人気で、素材はトゴやボックスカーフなどが定番です。
定番カラーと素材の組み合わせなら買取価格も安定して高くなりやすいです。
エルメスではポロサスなどクロコダイル素材のものがあり、こういった高級素材は査定の専門知識があるブランド買取専門店に出すことで高く売ることができます。
商品状態・使用感
商品の使用感やキズ、汚れによって買取価格が減額されることがあります。
バッグ本体の形にクセがついて崩れていたり、角が擦れていたり、バッグの内側に汚れやゴミがたまっていると査定に影響します。
ハンドル部分は普段手で触れるところですので、皮脂やハンドクリームが付いていたりすると減点されてしまいます。
また、オータクロアではコバと呼ばれる革の裁断をしたところにコーティング処理が施されていますが、この部分も割れたり剥がれやすく、経年劣化でこのコバが割れていることで減点される場合があります。
付属品が揃っているか
本体だけで買取に出すのか、または付属品が揃っているかによって買取価格が変わります。
オータクロアでは、外箱や保存袋、レインカバー、クロシェット、カデナとそのキー、そして保証書が揃っていると査定額がアップします。
オータクロアの買取相場
オータクロアの買取相場はまずサイズによって大きく変わり、オータクロア28、32は40~60万円程度が相場です。
オータクロア40以上の大きなサイズは旅行用・出張用バッグや男性から選ばれることが多く、買取相場は30~50万円程度です。
色はブラックやブラウン系が定番で、買取価格も安定して高値がつきやすいです。
オータクロアの買取価格例
サイズ・色・素材 | 買取価格 |
---|---|
オータクロア28 エプソン ブラック ゴールド金具 | 46万円 |
オータクロア32 トリヨンクレマンス ゴールド シルバー金具 | 55万円 |
オータクロア 32 ボックスカーフ ルージュアッシュ ゴールド金具 | 50万円 |
オータクロア 45 トゴ ボルドー ゴールド金具 | 48万円 |
オータクロア 45 アルデンヌ ブラック ゴールド金具 | 42万円 |
オータクロアを高く売るコツ
オータクロアを高く売るために知っておきたい高価買取のコツとしては、以下のようなポイントがあります。
- できるだけ早く売る
- 汚れをキレイにしてから売る
- 付属品を揃えて査定に出す
- 高く売れる業者を選ぶ
できるだけ早く売る
ブランド品の買取価格は、アイテムによってはプレゼントの時期や季節によって相場が変動することがありますが、基本的には早く売った方が高く売れることが多いです。
使用期間が長いほどキズや汚れなど使用感が出てきますので、購入から年月が経過していないうちに売ったほうが高額査定になりやすいです。
オータクロアは季節によって需要が変動するということがあまりありませんので、売ろうと思ったら早く売るのが高価買取のコツです。
汚れをキレイにしてから売る
買取に出す前にバッグ表面の汚れを軽く拭き取ったり、バッグ内側のゴミを取り除いてから査定に出すと印象が良くなります。
ただし、濡れたタオルでゴシゴシ拭いたり市販のクリーナーを使うと傷んでしまい逆効果ですので、乾いた布で軽く拭く程度のお手入れを試してみてください。
できるだけキレイにしてから売ると、大切に使っていたバッグという印象になり、買取価格がアップすることがあります。
付属品を揃えて査定に出す
バッグ本体だけでも買取はしてもらえますが、できるだけ付属品を揃えて売ることでより高く売れるようになります。
オータクロアの付属品はレインカバーやクロシェット、カデナ(南京錠)とそのキー(鍵)などがあります。
それに加えて外箱と布の袋、保証書もすべて揃っていると高価買取が期待できるでしょう。
外箱が潰れていないか、日に焼けて色あせていないかといったことも買取価格に影響する場合があります。
高く売れる業者を選ぶ
エルメスのバッグは数多くの業者が買取していますので、近所の買取店で手早く売りたいと考えるかもしれませんが、買取してもらう業者は慎重に選ぶようにしましょう。
オータクロアはバーキンほどの知名度がありませんので、ブランド品の専門知識がない買取店では、本来の価値より低い査定額になってしまうことがあります。
買取後の再販ルートがしっかりしているブランド買取専門店に売るのが高く売るための重要ポイントとなります。
オータクロア買取のQ&A
オータクロアの買取に関するよくある疑問とその回答を紹介します。
プレミアがつくことはある?
オータクロアは100年以上の歴史がありますが、古い商品にプレミアがついて定価より大幅に高く売れるということはあまりありません。
どちらかというと製造年が新しく新品に近いほうが高く売れます。
限定モデルのオータクロアというのもありませんので、プレミアによる値上がりを期待して売る時期を待つよりも、早く売った方が高く売れやすいです。
付属品ありなしでどのくらい価格差がある?
オータクロアでは査定に影響する付属品が多いため、全て揃っているか本体だけなのかで買取価格が大きく変わります。
査定に影響するのはカデナ(南京錠)やそのキー(鍵)、レインカバーやクロシェットなどで、欠品があると数千円~1万円程度の減額になることがあります。
また、商品が入っていた外箱や袋、保証書があるかないかによって3000~5000円程度差が出ることがあります。
ボロボロでも買取ってもらえる?
オータクロアはエルメスの伝統あるバッグですので、汚れやキズなど使用感がひどいという程度なら買取不可になることはありません。
角のスレで穴が空いていたり、ハンドルが切れてしまったどいう大きなダメージでも業者によっては買取してくれることがあります。
しかし、バッグ本体自体が破れているなどあまりにもダメージが大きい場合は、査定に出す前に電話で相談してみた方がよいでしょう。
買取できないケースはどんな場合?
買取できないケースがあるとすれば、偽物(コピー品)の疑いがあるときです。
エルメスは歴史も長く、バッグの定価が高いためコピー品が多く出回っていますので買取業者も本物と偽物を見分ける目をしっかりと持っています。
非常に稀なケースではありますが、知らずにコピー品を使っていたということがあれば買取不可になってしまいます。
まとめ
オータクロアはバーキンと比べると知名度は低いですが、収納力のある大きなバッグが必要な人やエルメス好きのコレクターから需要があり、高く売れるアイテムです。
しかし、サイズによっては日本では流通量が少ないこともあり、エルメスの査定に強いブランド買取専門店に売るのがおすすめです。
ご紹介した査定のコツをおさえて業者選びもしっかり行えば、高価買取が期待できるでしょう。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、大切なオータクロアを満足できる価格で売れるようにしてください。